Janne Da Arc「ヴァンパイア」のベースは、速い8分音符の刻みの中に、音を長く伸ばすところが入ります。同じ間隔で弾き続ける力に加え、弾く位置と伸ばす位置を切り替えることが、フレーズをつなぐポイントです!
通常版と入門向け簡単版の、イントロ9〜12小節を見比べてみましょう。音の動きは変わっても、両版に残るタイがあります。自分が練習したい内容から、版を選ぶ手がかりにしてください。
通常版は、弦の移動と長い音を弾き分ける

9小節目は、3弦3フレットを8分音符で7回弾き、4拍目の裏で3弦5フレットへ進みます。最後の音へ急ぎすぎると、次の小節の頭も早くなりがちです。「1と・2と・3と・4と」と数えるとき、数字が拍の表、「と」が拍の裏です。最後の「と」に3弦5フレットを合わせてみてください。
弦を替える場所を先に覚える
続く10小節目は、3弦6フレットを3回、2弦8フレットを3回弾き、4拍目の表で2弦10フレットへ進みます。2拍目の裏で、3弦から2弦へ移るところがポイントです。
まずは3弦6フレットと2弦8フレットの2音だけを交互に弾き、右手が隣の弦へ迷わず移れるか確かめましょう。2弦8フレットを鳴らしたとき、3弦の音も残って響くなら、右手の指や左手の指の腹を3弦へ軽く触れさせて止める方法を試します。弦の移動と、前の音を止める動作を一緒に練習できます。
最後の4分音符は、1拍分伸ばす
10小節目の最後にある2弦10フレットは、4拍目から始まる4分音符です。この小節は、前半の8分音符6音と、最後の4分音符1音を合わせて、右手で音を出す回数が7回になります。
4拍目の表で2弦10フレットを弾いたら、4拍目の裏でも音を保ちます。刻みの勢いで同じ音を追加してしまうときは、10小節目だけを取り出し、最後の「4と」を1つの長い音にしてみましょう。8分音符の間隔は数え続けながら、音を出す回数を確かめます!
入門向け簡単版は、音の動きを減らして刻む

入門向け簡単版では、9小節目を3弦3フレットだけ、10小節目を3弦6フレットだけで、それぞれ8分音符を8回ずつ弾きます。通常版の10小節目にある弦移動や最後の4分音符は、ここでは8分刻みに整理されています。
ただし、両版の譜面のテンポは♩=185です。簡単版でも速さへの慣れは必要なので、最初は1小節に弾く8音の音量と間隔を保てるテンポから始めましょう。3弦3フレットの1小節を繰り返してから、次の小節の3弦6フレットを加えると、右手の刻みと左手の移動を段階的に練習できます。
10小節目を「1と・2と・3と・4と」で比べよう
右手で弾く場所を、8分音符の8つの位置に分けると次のようになります。違いは、最後の「と」で弾き直すか、音を保つかです。
| 10小節目 | 1 | と | 2 | と | 3 | と | 4 | と |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 通常版(7回) | 弾く | 弾く | 弾く | 弾く | 弾く | 弾く | 弾く | 音を保つ |
| 簡単版(8回) | 弾く | 弾く | 弾く | 弾く | 弾く | 弾く | 弾く | 弾く |
左手の移動を加える前に、1音だけで通常版の「4と」を弾き分けてみましょう。「4」で弾いて「と」まで音を残し、次の小節の「1」へ進みます。簡単版では最後の「と」も弾きます。声の数え方を変えずに右手の回数を切り替えられると、どちらの版を練習しているかも確かめやすくなります。
タイの先は、1拍目の裏から弾く
両版とも、11小節目は4弦4フレットを8分音符で7回弾き、4拍目の裏で4弦2フレットへ下がります。この4弦2フレットの8分音符は、12小節目の最初の8分音符とタイでつながっています。
タイは、同じ高さの音の長さを足してつなぐ記号です。12小節目の1拍目の表では前の音を伸ばし、1拍目の裏で4弦2フレットを弾き直します。この小節で右手が新しく音を出す回数は、両版とも7回です。
ここだけを練習するなら、11小節目の最後の4弦2フレットを「4拍目の裏」で鳴らし、続く「1拍目の表」は伸ばし、「1拍目の裏」で弾き直します。左手で押さえた音を保ったまま、声では「4と・1と」と数えてみましょう。小節の頭へ来たときにも音が続いていれば、タイのつながりを確かめられます。
通常版では、12小節目の後半に3弦5フレット、2弦3フレット、2弦4フレット、3弦2フレットの動きが続きます。まずは両版に共通するタイのリズムを4弦2フレットだけで練習し、つながってから通常版の後半の音を加えると、課題を分けて取り組めます。
どちらの全曲TABで練習する?
弦をまたぐ動きや長い音の弾き分けも練習したい方は通常版、音の動きを減らして刻みとタイから取り組みたい方は入門向け簡単版が候補です。どちらも、五線譜・TAB譜・コードを併記した4弦ベース用の全曲PDFです。
| 比べるところ | 通常版 | 入門向け簡単版 |
|---|---|---|
| この譜例の前半 | 弦・フレットを移り、最後の4分音符を伸ばす | 同じ弦・フレットの8分刻みを中心にする |
| 両版に残る課題 | 小節をまたぐタイと、1拍目の裏からの弾き直し | |
| 販売上の目安 | 中級 | 入門向けアレンジ |
イントロの短い比較から先へ進み、Aメロ・サビ・間奏・エンディングまで通して練習したい方は、販売ページのサンプルも見て、ご自身に合う版を選んでみてください。
Piascoreをご利用の方は、通常版のサンプル・全曲PDF(360円)をご確認ください。
Piascoreをご利用の方は、入門向け簡単版のサンプル・全曲PDF(360円)をご確認ください。
価格は2026年10月31日の確認時点で、各版ともSTORESで400円、Piascoreで360円(税込)です。最新の価格・購入条件は各販売ページでご確認ください。
音源で曲全体の流れも確かめよう
曲全体の流れを聴くときは、Janne Da Arcのトピックチャンネルが配信する音源もどうぞ。譜面で練習した後に、刻みが続くところと音が伸びるところへ耳を向けてみてください。
TAB譜の線と数字で迷ったらTAB譜の読み方、8分音符の数え方を確認したい方は8ビートの基本リズムも参考にどうぞ。

