✅無料TABあり
ONE OK ROCK『Re:make』のエレキベースパートを解説します!
まずは無料でTAB譜を見て流れを掴み、つまずきやすい「入り」「運指」「繰り返しの覚え方」を順番に潰していきましょう。
『Re:make』ってどんな曲
ONE OK ROCK『Re:make』は、2011年7月20日に両A面シングル「Re:make / NO SCARED」としてリリースされた曲として知られています。
アルバム『残響リファレンス』にも収録され、ライブでも一気に温度が上がる代表曲のひとつ。
曲の勢いはもちろん、セクションごとの緩急がハッキリしているので、ベースが“押すところ”と“引くところ”を作れるとバンド全体が締まります。
逆に、速い8分で走ったり、休符が雑になると一気に崩れて聴こえるタイプ。だからこそ、TABで入りや止める場所を固定して、短い単位から確実に積み上げるのが最短ルートです。
作詞作曲したのは誰?
作詞・作曲はTakaさんとして知られています。
日本語と英語が混ざる歌詞で、言葉の勢いと“言い切り”が強いのが特徴。その熱量に負けないように、演奏面ではリズム隊がどっしり土台を作るのが大事です。
特にRe:makeは、歌が前に出るぶん、ベースが迷うと一気に不安定に聴こえます。セクションの区切りを理解して、同じパターンの繰り返しは体に入れる。展開で変わる場所だけを重点的に練習すると、時間がない本番前でも仕上がりが早いです。
ベースを演奏しているのは誰?
ベースはRyotaさんです。
ベースラインは8分の刻みを軸にした反復が多く、曲の推進力を作る“エンジン役”になっています。
譜面上もルート中心で流れが追いやすく、コード表記があるので構成を理解しやすいのが嬉しいところ。さらに、サビなどで9〜12フレット、14フレット付近まで上がる場面があり、ポジション移動の基礎練習としても優秀です。

休符や付点でリズムが切り替わる小節が要所に出てくるので、ここがハマると一気にノリが良くなって弾いてて気持ちいい曲になります!
エレキベースの難易度は?初心者でも大丈夫?
結論、初心者でも大丈夫です。
ただし、速いテンポでの8分が長く続くので、持久力とタイムキープはしっかり必要です。
テンポは172。特殊奏法の指定はなく、TABで運指が明確、パターンは反復中心なので「指が難しい」というより「走らない・ズレない」が勝負になります。
難易度は初級〜中級手前くらい。
理由は、要所で休符やリズムの切り替えが出てくることと、高ポジションへの移動があるからです。ここだけ先に狙い撃ちで練習すれば、通しの完成が一気に早くなります。
「まず1曲通して弾けるようになりたい」入門者のレベルアップにも、 「速い曲で走らずに安定させたい」初級〜中級手前の強化にもピッタリな課題曲です。
【TAB付き】Re:makeを最短で仕上げるフレーズ解説
Re:makeは速い8分で押し切る時間が長いので、まずは右手の粒を揃えて走らないこと。
次に、休符や付点が絡む小節は止める場所を身体に覚えさせます。
最後に、サビの高ポジションに上がる場面は、移動のタイミングを決めて迷いを消す。
最初は2小節単位でOKなので、きれいに弾ける形を作ってから同じパターンの繰り返しに広げていきましょう。

それでは早速練習していきましょう!
AメロのTAB譜とフレーズ解説
『Re:make』はボーカルとギターのみのAメロから曲が始まり、Aメロの後半からエレキベースとドラムが合流していきます。

バンド練習の時にはドラムとしっかりタイミングを合わせ、緊張感のあるリズムを作っていくのがポイントです!
BメロのTAB譜とフレーズ解説

かっこ()で囲われているタブ譜の部分はハーモニクスを鳴らします
ハーモニクスは5フレットの上を強く押さえないで、フレットの真上にそっと触れて弾いたらすぐ離すのがコツです。

サビ前には4弦5フレットから3弦12フレットへの豪快なスライドで勢いを出していきます。
サビ前半のTAB譜とフレーズ解説

サビはオクターブ奏法を織り交ぜた8ビート系のベースラインです。
オクターブ奏法では右手は低い音を人差し指、高い音を小指で押さえ、右手は低い音を人差し指、高い音を中指で弾くのがコツです!
まとめ
ONE OK ROCK『Re:make』は速いテンポの8分刻みが軸になるので、まずは走らずに一定で刻めることが最重要です。
TAB譜で全体の流れを掴んだら、2小節単位で丁寧に仕上げて繰り返しに広げる。これが本番前でも間に合う最短ルートです。
「続きも練習したい」「フル尺で通せるようになりたい」と思ったら、譜面は読みやすさで練習効率が決まります。
このTAB譜は、現役プロベーシストによる高精度の採譜に加えて、五線譜+TAB併記で音とポジションを同時に確認できます。セクション見出しとコード表記が整理されていて、しかも飛び指示なしなので、練習中にどこを弾いているか見失いにくいのもポイント。Finaleで整えたレイアウトで、リハでも本番でもそのまま使える形に仕上げています。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
解説の内容を踏まえて、実際のフレーズを通して練習してみたい方は、ぜひ譜面も活用してみてください!
このTAB譜は、現役プロベーシストが弾きやすさと正確さを重視して制作したものです。
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