現役プロベーシスト「べーやん」のプロフィールと活動紹介

楽譜コンプレックスからTAB職人へ|ベーシストべーやんのプロフィール

べーやん
べーやん

こんにちは、愛知を拠点に活動しているベーシストのべーやんです!

このブログでは、

  • 現場で使えるベースのフレーズや考え方
  • ベース初心者〜中級者向けのTAB譜
  • 「楽譜コンプレックス持ち」だった自分だからこそ書ける解説

を、できるだけ分かりやすくお届けしていきます。

ここでは、「べーやんって誰?」という方のために、
これまでの音楽の歩みと、このブログに込めている想いをまとめました。


子ども時代:楽譜が苦手な “落ちこぼれ” からのスタート

音楽との出会いは、小学生の頃のピアノからでした。
きっかけは、妹がピアノを習っていて、「自分もやってみたい」と思ったこと。

そのあと、小学校高学年になると、友達に誘われてトロンボーンも始めます。
ただ、この頃の自分はとにかく「楽譜が苦手」でした。

  • リズムの読み方がよく分からない
  • 譜読みが遅くて、合奏になるとついていけない

音楽そのものは好きなのに、譜面のせいで置いていかれるような感覚がずっとありました。

べーやん
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当時は本気で「自分だけ楽譜が分からない…」って落ち込んでました。いま楽譜が苦手な人の気持ちはめちゃくちゃ分かります。

人生の転機になった、中学時代のオーディション

中学生のとき、部活動でコンクールのメンバーを決めるオーディションがありました。
課題曲はゆっくりめの曲でしたが、そこから約2ヶ月間、本気で練習します。

そのとき意識していたのは、
「音符をただなぞるんじゃなくて、ちゃんと“歌わせる”こと」。

結果は、審査員全員が満点。
同級生にも「外から聴いていても圧倒的に上手かった」と言ってもらえました。

このとき初めて、

「楽譜が得意じゃなくても、
音楽として歌わせることで勝負できるんだ」

と感じられたことが、今の“歌心重視のベース”につながっています。


ベースとの出会い:一冊の雑誌と「スラップ」という言葉

スラップ奏法でベースの弦を鳴らす手元のイメージ写真
スラップ奏法のイメージ写真。出典:ぱくたそ(写真素材ID41050)

きっかけは、好きなバンドが載っていた音楽雑誌でした。
その記事の中に「スラップ」という単語が出てきて、

「この“バチバチいうやつ”を自分でもやってみたい」

と思ったのが、ベースを選んだ理由です。

初めて「ベース楽しい!」と思った瞬間

初めて買ったベースの教則本には、スラップの曲が1曲収録されていました。
その曲が弾けるようになったときの、

「え、ベースめちゃくちゃ楽しいじゃん…!」

という感覚は今でもよく覚えています。
ここから一気にベースにのめり込んでいきました。

でも、すぐにぶつかった「譜面の壁」

一方で、すぐに躓いたのが譜面の読み方です。

  • 譜面上の「×印(ゴーストノート)」の意味が分からない
  • 音は合っているはずなのに、原曲のノリやニュアンスが再現できない

「何かが違う。でもそれが何か、譜面からは読み取れない」
そんなモヤモヤをずっと抱えていました。

べーやん
べーやん

ゴーストノートの「×」が分からなくて、ひとりで沼ってました…。同じところで止まっている人、きっと多いはず。


バンドスコアとネットTABに振り回された時代

ベース初心者〜中級者の頃は、市販のバンドスコアを使って練習していました。
しかし、ここでもまた大きなストレスがありました。

ページめくり地獄と、繰り返し迷子

  • 1曲の中で何度もページをめくらなければならない
  • D.S.、Coda、リピート記号が複雑で、今どこを弾いているか分からなくなる
  • 通しで練習したくても、流れが完全にぶつ切りになる

最終的には「覚えちゃった方が早い」と暗記に走るのですが、
そうすると「とりあえず曲と合わせてみて楽しむ」ラインにたどり着くまでが遠いんです。

結果として、

・練習のコストがやたら高い
・曲と合わせる前に心が折れかける

という状態になり、正直、挫折にかなり近いところまで行きました。

べーやん
べーやん

「通しで1回弾くだけでこんなに大変なの!?」って、バンドスコアに振り回されてました。ページめくりストレス、ほんと侮れないです。

ネットTABの問題点

当時からネット上にはたくさんのTAB譜がありましたが、

  • リズムが読みにくいレイアウト
  • セクション表記がなく、Aメロなのかサビなのか分からない

といった譜面も多く、

「これって、本当にこのまま信じていいのか…?」

という不安を感じることも少なくありませんでした。

それでも当時の自分には、
「自分で採譜して直す」だけの耳や知識もなく、
ただひたすら戸惑いながら練習していた時期があります。


プロとして活動し始めた頃のこと

ベースを始めて5年目、年齢で言えば20歳前後の頃から、
少しずつ音楽で報酬をいただく機会が増えていきました。

  • ライブサポート
  • レッスン
  • 小さなレコーディング案件 など

このあたりから、

「これはもう、趣味の延長じゃなくて“仕事”なんだな」

と意識が切り替わっていきました。

印象に残っている現場

特に印象に残っているのは、初めて出演したフェスです。

当日は不思議と緊張よりワクワクの方が大きくて、
普段とは比べものにならないスケールのステージ、
大きなオーディエンスの熱量を浴びながら、

「ベース1本で、こんな景色の中に立てるんだ」

と実感しました。

その後、メジャーアーティストのサポートも経験し、
求められるクオリティや準備の濃度が一気に上がりました。
そこではまさに、

「ここが“プロの基準”か…」

と、身をもって叩き込まれました。


楽譜コンプレックスから生まれた「TABづくりの哲学」

そんな経緯もあり、
今の自分の活動の大きな柱のひとつが「TAB譜の制作」です。

自分で採譜を始めたきっかけ

プロとしてサポートやレコーディングの現場に入るようになると、
「自分で譜面を用意しなければいけない」場面が増えました。

最初は、完全に自分用のメモとしての譜面でしたが、
次第にこう思うようになります。

「どうせ作るなら、自分以外の人が見ても分かりやすい譜面にしよう」

ここから、現在の「販売や配布を前提とした譜面づくり」が始まりました。

採譜で絶対に妥協しないポイント

  1. ポジション
    ベースは、同じ音でも
    「どの弦・どのポジションで弾くか」でニュアンスが大きく変わります。
    現場で実際に弾きやすい運指・ポジションで書くことを徹底しています。
  2. リズム
    リズムの表記が曖昧だと、曲に合わせるときに発音のタイミングや音の長さを読み取りにくくなります。
    「譜面を見た瞬間、そのままノリがイメージできる」ことを目標に、
    細かいリズムも丁寧に拾っています。
  3. 構成のわかりやすさ
    昔の自分のようにページめくりや繰り返し記号で迷子にならないように、
    セクションやリピートの構造をできるだけシンプルに整理しています。
べーやん
べーやん

TABを作るときは常に「この譜面を手に取った人が、最短で気持ちよく弾けるか?」を自分に問いながら作業しています。

TAB譜ができるまで

TAB譜は、次の手順で作っています。

  1. 曲を聴き込む
  2. ベースラインを採譜する
  3. 採譜した内容を楽譜ソフトに入力する
  4. 自分で実際に弾いてチェック
  5. 段組みや記号の位置を調整し、見やすいレイアウトに整える

音を採るだけでなく、実際に弾いて確かめ、読みやすい譜面に整えることも大切にしています。

制作した譜面の一例です。

虹の冒頭サビ3〜4小節目、D→C/Bの2小節
制作した譜面の一例(虹/L’Arc〜en〜Ciel、冒頭サビ3〜4小節目の2小節)。横にスクロールできます。
全曲版を見る(Piascore)

レッスンと教育観:まず「楽しいライン」まで最速で

これまでに、100名以上の方にベースを教えてきました。
一番多いのは完全初心者の方ですが、
それと同じくらいプロ志望の方も多いです。

初心者に対して大事にしていること

初心者の方に対しては、

「まずはベースが楽しいと思えるラインまで、どれだけ早く連れていけるか」

を一番大事にしています。

  • 好きなバンドの曲を、簡単にアレンジしてサビだけでも弾けるようにする
  • 「曲と合わせて音が鳴る楽しさ」をできるだけ早く体験してもらう

譜面や理論を詰め込む前に、
「音が鳴る楽しさ」を身体で知ってもらうことを優先しています。

プロ志望の生徒さんに伝えていること

プロを目指している生徒さんには、

  • 基礎練習の徹底
  • 譜面を“なぞるだけ”で終わらせず、自分でニュアンスを読み取って深掘りする習慣

を意識的に伝えています。

伸びる人・危ないパターン

レッスンをしていて感じるのは、

  • 自分で先に練習を進めたり、
  • 動画や資料を見て勝手に掘り下げていくような、主体的な人は伸びるということ。

逆に、

  • 常に「答えを待つ」姿勢で、
  • やることを全部決めてもらおうとする人

は、どうしても伸びが遅くなってしまう傾向があります。

べーやん
べーやん

レッスンでもブログでも、「自分で試してみたくなる」「もっと弾きたくなる」きっかけを渡せたらいいなと思っています。


「楽譜コンプレックス」だったからこそ伝えたいこと

自分自身、もともとは楽譜が大の苦手でした。

TAB譜を読む練習では、まず数字と弦の位置を確かめ、一音ずつ鳴らしてみてください。次に、音を出す位置と音を止める位置をリズムに合わせて確認します。

音の高さを追う練習とリズムをつかむ練習を分けると、指の移動で止まるのか、音を出すタイミングで迷うのかを確かめやすくなります。

リズムに関しては、

  • 音符を“文字として読む”のではなく
  • “絵として覚える”
  • その絵とリズムをセットで身体に入れてしまう

という考え方で教えたり、記事にしたりしています。
初心者の練習では、よく出てくるリズムの形から一つずつ慣れていくと、別の譜面でも同じ形を見つけやすくなります。


このブログで目指していること

このブログを通して一番伝えたいのは、シンプルに言えば、

「独学でも、ちゃんとした譜面があればベースは長く楽しく続けられる」

ということです。

昔の自分のように、

  • 間違ったTABや読みにくいスコアのせいで、
  • やる気があるのに訳も分からず挫折してしまう

そんな人を、少しでも減らしたいと思っています。

そのために、

  • 現場で培ったベースの知識・経験
  • レッスンで見てきた初心者/プロ志望のつまずき
  • 自分自身の「楽譜コンプレックス」の経験

をすべて込めて、正確で、なおかつ弾きやすいTAB譜を作り、
それとセットで分かりやすい解説を載せていきます。

べーやん
べーやん

「昔の自分」と同じところで止まっている人に向けて書いているつもりなので、ちょっとでも楽になるヒントが見つかったらうれしいです。


べーやんってどんな人?ちょっとした素顔

  • 拠点は愛知。ライブサポートやレコーディング、ベースのレッスンなどの活動をしています。
  • ベース以外では、コーヒーとYouTubeが好きです。

最後に:これからの記事の読み方

このブログの記事やTAB譜には、ところどころに

  • 昔の自分の失敗談
  • レッスンでよくある“つまずき”
  • 現場でのちょっとした裏話

なども織り交ぜていくつもりです。

「あ、これ自分もやりがちだな」
「この譜面なら、挫折せずに最後までいけそう」

そんなふうに感じてもらえたらうれしいです。

べーやん
べーやん

気になる記事やTABから、ぜひ気軽に覗いてみてください。コメントや質問も大歓迎です!

これからも、べーやんをよろしくお願いします。

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